各地で賑わった秋のお祭りも終わり、11月は紅葉から落葉へと移り変わっていく季節になってきます。
この時期には『酉(とり)の市』『七五三』と言った伝統的な行事が行われます。
11月の酉の日に、全国各地の鷲(大鳥)神社で新年の開運招福・商売繁盛を願うお祭りとして行われる「酉の市」ですが、今年は6日が「一の酉」、18日が「二の酉」となっています。
また15日は、子供の健やかな成長を祈る「七五三」です。
このお祝いやお土産として人気があるのが「千歳飴(ちとせあめ)」ですが、これは江戸・元禄の時代、浅草寺境内で飴売りが長い袋入りの飴を「千年飴」「寿命糖」と名付けて売り歩いたのが始まりと言われています。
縁起をかついだネーミングの良さが時代を超えるロングセラー商品を生み出したと言う訳ですね。
また7日は『立冬』で暦の上ではもう冬となり、23日の勤労感謝の日には、二十四節気の一つである『小雪(しょうせつ)』で、冷え込みが厳しくなると言われていますので、体調管理には十分お気を付け下さい。