気付けば今年もいよいよ最後の月となりました。
7日には二十四節気の『大雪(たいせつ)』を迎え、北国では本格的な雪の季節となります。
寒さが増す中、年末に向けてお歳暮・年賀状作成・クリスマス・大掃除・お正月の準備と、慌ただしい時期でもあります。
それに加え、忘年会・年末年始の集まりなどで暴飲暴食になりがちなため、胃や肝臓など内臓も疲労しやすくなります。
インフルエンザや風邪なども流行り始めるので、体調管理には十分お気を付け下さい。
また、寒くなってブリ・フグ・アンコウ・カニなど冬の漁が盛んになり、野菜ではネギ・白菜・春菊などが旬を迎えます。
食卓では、これらの旬の食材を入れた鍋料理を食べる機会も多くなってきます。
ただ、大みそかだけは「年越しそば(香川県では年越しうどん?)」が主役となります。
縁起もののそばを食べて新しい年を迎える習慣は、鎌倉時代に始まったとされていますが、細くて長いものにあやかって長寿を願うほか、そばの実が尖った三角形をしている事から旧年の災厄を切ると言う願いもあるようです。
今年1年が充実していた人もそうでなかった人も、終わり良ければ全て良し!
と言う事で、楽しい12月をお送り下さい。