これは、誰もが経験した事があるものだと思います。
人間は自ら保有する筋力を一定以上超える激しい運動を行うと筋繊維に微細な断裂などの傷害を受けます。その時、患部に炎症を起こし痛みが出ます。
それを、栄養や休養により再生する事で、元の筋力を維持したり、さらに強化したり出来るのです。
また、筋肉を発達させる為には「筋力トレーニング」⇒「栄養」⇒「休養」のサイクルが大事になってきます。
この3つの要素のサイクルをバランスよく保つ事が大事になってきます。
特に『栄養』には力を入れたいところです。 一番見落としがちな要素であり、この3つの中でも一番重要な部分になります。つまり、栄養がきちんと摂取出来ていないと筋肉の発達は見込めないと言う事になりますま。
また、『筋トレ』だけに励んでも、なかなか良い結果は出ません。
よくある間違いなのですが、「筋トレ」だけ毎日欠かさずに行えば筋肉が発達すると思ってはいませんか?
筋肉は、筋トレを行う事により筋繊維が損傷します。そして、損傷した筋肉に栄養を与え、しっかりと休養する事で、筋肉が修復され、今までより強く太い筋肉に成長するのです。
つまり筋トレだけに注力して、適切な栄養と休養を疎かにしてしまうと、筋繊維は栄養・休養不足となり、修復ができない状態になり、筋肉が発達しないどころか、逆に細くなってしまう結果となるのです。
元々、『こり』と言う言葉は外国には無く、日本特有の表現になります。
例えば、英語で肩こりと表現される場合、『shoulder pain(肩の痛み)』と言われる事がほとんどです。微妙なニュアンスはありますが、外国の方は身体が凝っていると言う概念があまりないようです。
(ちなみに、日本で初めて「こり」と言うワードが使われたのは、夏目漱石の小説「門」だといわれてます。)
では、次回は当院で最も訴えが多い、この『凝り』について詳しく説明していきます。