私達の身体は、約200個の骨がお互いに上手く結合して骨格を形成しています。
また、それを6つの大まかなパーツに分けると、頭・背骨・胸・腰・腕・脚に分類する事が出来ます。
つまり、頭蓋骨(とうがいこつ)・脊柱(せきちゅう)・胸郭(きょうかく)・骨盤(こつばん)・上肢骨(じょうしこつ)・下肢骨(かしこつ)と分けられます。
※ 胸郭と骨盤は、脊柱(背骨)の一部が骨格の構成に加わっています。
骨の働きとしては、
①頭や内臓を支え、身体の支柱となる支持作用。
②いくつかの骨が集まり骨格を形成し、脳や内臓などの重要な器官を収め、保護する保護作用。
③付着している筋の収縮により、関節を支点として運動を行う運動作用。
④造血機能のある赤色骨髄において、赤血球・白血球・血小板を絶えず生み出す造血作用。
⑤カルシウム・リン・ナトリウム・カリウムなどの電解質を骨中に蓄え、必要に応じて骨から引き出し、血流によって送り出す電解質の貯蔵作用
などが挙げられます。
言い換えれば、日常生活の姿勢や癖によって、これらの骨格が歪んだりねじれたりすると、上記のような作用が正しく行われなくなるのです。
すると、身体に痛みや痺れ・ダルさなど不調が現れ始めます。
日々の身体の変化・呼びかけに出来るだけ早く応えたいものですね!